姫は冷血王子の所有物
「それじゃ、仕事に戻るか。」
「あ、そうですね。」
そうだった。
今は会社の昼休憩の時間なんて、とっくに終わってる時間だった。
急いで今日の仕事片付けないと…。
「高坂。お前、今日の歓迎会の飲み会来るのか?」
「あ、はい。一応…。」
「そうか…わかった。」
「?」
少し悩むように返事をした部長に首を傾げるも、飲み会のことを思い出して、不安が湧いてくる。
元々お酒には強い方じゃないしな…。