姫は冷血王子の所有物
「これは…一生無理な気がする…。」
がくりと肩を落とした。
「さて、お風呂お風呂…。」
脱衣所で服を脱いで、そのままシャワーを軽く浴びる。
湯に浸かって、今日の失態の数々を思い出す。
「うーん…。我ながら思い出すと、失礼なことばっかしてたな…。」
明日はみんなに謝らなくてはならないなと、また肩を落とした。
「一応…部長にも謝らなきゃだよね…。」
あんなに醜態をさらして、しかも送ってもらったのだ。