姫は冷血王子の所有物


そしてその彼女こそが、あの高坂姫歌だった。






ーーーーー・・・。








(入社式で再会した時は心底驚いたよなー。)








なのに、どうしてこうも怒ってばかりしてしまうのだろうか。










彼女が可愛くて、俺はいつも冷たい態度しかできない。









アピールなんてもってのほかだ。









だから飲み会の後、彼女の家に行けた時はチャンスだと思った。
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