姫は冷血王子の所有物


高坂を抱きかかえて、そのまま送ろうとする。








けど、やっぱり高坂は恥ずかしがるから、タクシーを捕まえることにした。









んで、無理やり高坂の家までお邪魔して、二人っきりという最高のシチュエーションを作り出したわけである。













コンビニで、高坂が俺の印象を堅物だと思っていたことがわかった。











高坂が俺のことを冷たい笑わない上司的な目で見てることは、薄々勘付いていた。









(まさか本当にそんな風に思われているとは…。)









内心かなりショックだったが、笑ってごまかすしかない。



< 73 / 143 >

この作品をシェア

pagetop