姫は冷血王子の所有物
高坂を抱きかかえて、そのまま送ろうとする。
けど、やっぱり高坂は恥ずかしがるから、タクシーを捕まえることにした。
んで、無理やり高坂の家までお邪魔して、二人っきりという最高のシチュエーションを作り出したわけである。
コンビニで、高坂が俺の印象を堅物だと思っていたことがわかった。
高坂が俺のことを冷たい笑わない上司的な目で見てることは、薄々勘付いていた。
(まさか本当にそんな風に思われているとは…。)
内心かなりショックだったが、笑ってごまかすしかない。