姫は冷血王子の所有物


「これ…。」











「やっぱり。部長のでしたか。」











平然と言ってのける高坂の様子に、俺は疑問を覚える。











「…高坂。覚えてないのか?」











コンビニで出会った時に、お揃いだと言ったのは高坂自身だ。










「は?」



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