姫は冷血王子の所有物




「こんにちは。部長。」











なぜかにんまりと笑われて挨拶された。










こいつのこういう顔は、康介にそっくりだと思う。










「今日、私たち合コン行くんですよ。」











「あぁ…そうらしいな…。」











「いいんですか?止めなくて。」











「…別に。」











「ちなみに、場所は駅前のカラオケです。」











「…それを言ってどうするんだ?」


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