不良高校にようこそ
放課後…

「簡単すぎて死ぬー。」

「何言ってんだよ!これアメリカの天才大学の問題だぞ?俺でも覚えんのに苦労したのに。どれどれって、はぁぁぁぁあ!?ぜ、全問正解!?」

「麗飛~簡単すぎて死ぬー。ぐぁぁぁぁあ!」

「はぃはぃ。じゃ。俺に問題出してくれよ。」

「りょーかいっ!」

カキカキカキカキカキ

イタズラで大学問題ばっか出してやる。

「でーきたっ!」

「全問正解して見せる! 」



「だーっ!どーっれも分かんねぇし!」

「そら分からないよ。」

「何でだよ!?」

「アメリカの有名大学問題だから。」

「あー、あめりかのゆうめいだいがくもんだいですかー。ってはぁぁぁぁあ!?」

「そんな驚く?」

「琉依愛、何でそんな問題を知ってんだよ!?」

「5歳の頃飛び級したんで。」

「飛び級かぁ、ん?飛び級?とび、と、飛び級!?」

「え?あ?ん。」

「飛び級?トビキュウ?とびきゅう?tobikyuu!?」

「何回飛び級っていうの?」

「琉依愛天才?」

「そ、生まれつきのね!」

「んじゃテストとか。勉強…」

「するわけないじゃーん!」

「あー。琉依愛の頭が羨ましい。」

「教えてあげるよ?」

「マジか!?」

「ん。」

「サンキュー!助かるっー!ありがとなっ!」

「っ!ど、どーいたまして///」
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