悲愛日記
「……どーする?まずご飯食べる?」
パーク内を少しぐるぐると写真を撮ったりして歩いていると、結構時間がたっていた。
祐にご飯の話を持ち掛けられて、スマホの時計を見て見るとちょうどお昼だった。
「ご飯食べたい」
そう言うと祐は地図を開いた。
私は遊園地内の地図でも全く読めないので、祐に全てを任す。
「ここの近くにファミレスみたいな店あるからそこ行くか」
特に異論はないので、私に目で意見を求めてきた祐に頷く。
「なら決定な」
「んじゃ、れっつごー!」
そしてまた歩き始めた。