悲愛日記
人が多くて混雑していたので、通常より時間がかかってしまったかもしれないけど、暫く歩いてお店へ着いた。
なんとお店の外まで行列が出来ていたから、一瞬びっくりしたけど。
私が列に並んで祐が順番待ちの名前を書きに店内へ行った。
そして祐と合流して、一時間も並んだ。
店員さんに名前を呼ばれてテーブル席に案内された。
「やっと座れるーー!」
勢いよくソファーに座る。
あぁ、立ちっぱなしは辛かった。
祐はそんな私をクスクス笑って真正面に腰掛けた。
忙しそうな店員さんが直ぐにお水とメニューを持ってきてくれる。
「お決まりでしたら、そちらにあるボタンを押してください!」
そしてまた忙しそうに去っていった。
でも店内は温かいけど、さっきまで寒いとこにいたからお水を飲む気にはなれない。
祐も同じようでメニューを開いていたので、私もメニューを開いた。