悲愛日記
そして放課後______。
図書館じゃうるさくできないので、空いている教室を使って勉強することになった。
もちろん二人きりなわけで。
今にも死にそうなほど幸せです。
てか心臓が酷使されて本気で死にそうです。
き、緊張する……。
でもそれ以上にすごく嬉しい。
幸せとか思っちゃう。
この時間が永遠に続けばいいのに……。
なんかありがちなセリフだけど、恋する私は真剣に願った。
せめて永遠が無理なら、少しでも長く。
一分でも長く。
一秒でも長く。
そんな願いを胸に秘めながら、頭の良い葉月くんの先生より分かりやすい説明を聞いていた。