ハート撃ち抜かれました。(テストのため放置)




「よろしくなあ〜皆!」



大勢の前でこんな事を言ってしまうなんて、彼はすごいのかもしれない。




すると用が済んだのか、彼はふんふ〜ん♪なんて鼻歌を歌いながら校舎の中に入っていった。




そして彼がいなくなってから。



あんなに静かだった周りがいっきに騒がしくなった。



女子からは黄色い歓声が上がり、男子は彼が消えた校舎に思慕の眼差しを向けている。




やばい、これでもっと好きになった。




ハンカチ落としてよかったー、なんて思っちゃったし。


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