blue beast blue moon ー青い獣、青い月ー
1章
出会いと桜
ザァァ 夜の公園で桜を眺める少女
「やっぱり まだ肌寒いかー」
被っていたパーカーのフードが風の勢いで脱げた----。
サラサラサラ ハニーブラウンのストレートな長髪が風になびいた。
「寒いし 帰ろ」
そう言ったときだった。
ボォォォォン
いきなり爆音が聞こえてきて...
「なに この爆音?えっなんで私の前に止まるの!?」
「潤 見てよ。女の子がいるよ。クスッ」
「は?なんで俺らのテリトリーに?度胸のあるやつだな」
「オレラノ テリトリー?」
「なんでこの子カタコトなの?おもしろーっい!....ねぇ、潤この子連れて行こうよ」
「快罹 まじかよ? あいつが許すと思えねぇー」
「大丈夫だよ。 なんとかなるって!」
「マテマテ。ハナシヲススメルナ!"あいつ”ッテ ダレダァーー」
「快罹 そのなんとかなる、ってやつ、やめてくれ。俺が責任取るんだぞ?」
「無視するなぁぁぁ!」
「なんだ。普通に話せるじゃん!クスッ」
「当たり前っっ」
「うん。じゃ行こーか」
「行くなんか一言も言ってないんだけど....」
「じゃー君は僕の後ろに乗ってね!」
バイク?
ボォォォォン ボォォォォン
「ぎぁぁぁぁぁー 速いぃぃぃぃー」
ザァァ 夜の公園で桜を眺める少女
「やっぱり まだ肌寒いかー」
被っていたパーカーのフードが風の勢いで脱げた----。
サラサラサラ ハニーブラウンのストレートな長髪が風になびいた。
「寒いし 帰ろ」
そう言ったときだった。
ボォォォォン
いきなり爆音が聞こえてきて...
「なに この爆音?えっなんで私の前に止まるの!?」
「潤 見てよ。女の子がいるよ。クスッ」
「は?なんで俺らのテリトリーに?度胸のあるやつだな」
「オレラノ テリトリー?」
「なんでこの子カタコトなの?おもしろーっい!....ねぇ、潤この子連れて行こうよ」
「快罹 まじかよ? あいつが許すと思えねぇー」
「大丈夫だよ。 なんとかなるって!」
「マテマテ。ハナシヲススメルナ!"あいつ”ッテ ダレダァーー」
「快罹 そのなんとかなる、ってやつ、やめてくれ。俺が責任取るんだぞ?」
「無視するなぁぁぁ!」
「なんだ。普通に話せるじゃん!クスッ」
「当たり前っっ」
「うん。じゃ行こーか」
「行くなんか一言も言ってないんだけど....」
「じゃー君は僕の後ろに乗ってね!」
バイク?
ボォォォォン ボォォォォン
「ぎぁぁぁぁぁー 速いぃぃぃぃー」