blue beast blue moon ー青い獣、青い月ー
シーン すごい、黙ったよ!

「潤の言い分はそれだけか?」

「あっあと~、えぇっと、んーっと、あ、あれだ!一緒に暮らせば詩乃が喧嘩できるか分かるから、とか外出したとき尾行しやすいとかかっ?」

シーン

「えっ!私?」

「あぁーあ、やっちゃったね~ご愁傷様でーす」

「潤、ごらぁー!てめぇー舐めてんのか?あ”ぁ”?」

ビクッッ 殺気がすごい.........やばい、倒れそうっ ふらっ

「大丈夫?詩乃ちゃんニコッ」

「あ、ありがとう」

すごい.........さすが蒼。あんなに殺気出せるなんて。潤なんて正座してるじゃん......

「ねぇ、なんの話し?尾行とか...」

「あぁーあれは、うーん、バレちゃったから言ってもいいよね~あの夜、詩乃ちゃんが男を気絶させたの?」

「あの夜?あの夜.........あっ!やっぱり柊羽にバレてたか~」

「やっぱりって事は詩乃ちゃんがやったの?」

「うん~でも喧嘩って言うほどじゃないよ?ほんと、自分の身を守るだけの護身術だからさ~」

「そう、良かったぁ~!僕は詩乃ちゃんを信じてたよ!」

「おい!快罹ボケぇ!てめぇ詩乃の事疑ってたじゃねぇーか!」

「なんだよ、潤!まだ拗ねてんのか?はぁーん?」

「だから拗ねてねぇって!」

「でも、私がなんでそんなに疑われてたの?女でも喧嘩ぐらいできるでしょ?」

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