blue beast blue moon ー青い獣、青い月ー
「おしっ。じゃ、HR終わるぞー」
ガラ 行った。ん?黒板に何か書いてない? ......えぇーっと、「自習。帰りたいやつは帰ってよし」

って、えぇぇーーー! ほんとに適当主義ですか。なら帰るか。帰りにコンビニでも寄ろーっと。





そーいえば、理事長、若かったなー。職業絶対に間違えたね。うん。担任も適当で短気だったな。



そー言ってる間にコンビニに着いた。 何 買おーかな。お茶とパンでいいや。



「ただいま。」

はやく帰りすぎた~。暇だー何しよー。 んー、疲れたし寝ようかな。





ふぁぁー。よく寝た。 よし、出るか!
パーカーを羽織って「行ってきます」

ガチャン










こんなにも夜というものが嫌いなのは私だけだろうか。

他に夜が嫌いな人はこの世界にどれくらいいるのだろうか。

こんなにも1人が寂しいと感じるようになったのは......蒼に...黒乱に出会ったからだろうか。



それとも家族......を失ったからだろうか。

まぁ、どちらにせよ 夜は孤独でしかない。

夜の街はそうゆう孤独を感じる人が来るんだと思う。 みんな......アホらしい事しかしてないけど。ナンパ待ちや、喧嘩したい人、援助交際の相手待ち。



ドンッ 「いってーなぁー。おい、慰謝料払えよー。骨折れまった!ギャハハハ〜」

わざとでしょ。物凄くめんどくさい。

「えーっと、私のせいじゃないと思うんですよねー。......わざとぶつかったって事はないですよね〜」

「はぁぁーん!?わざとなわけないだろーが!ほんとに骨折れちゃってるぞ〜 体で払うか〜?ニタニタ」

「ニタニタして気持ち悪い。骨折れてるわりにはずいぶん威勢がいいことですね」

「なんだとぉー!?俺を怒らしたなぁー!おらぁぁー!」

パシッ

??殴られなかった。なんで?

「女の子を殴るなんてずいぶんと威勢のいいことするね♪」

「あ、あ、あぁー!こ、黒乱のっっ!」

「快罹でーす。この子俺らのリーダーのお気に入りだよ?」

今までに聞いた事のない、快罹の低い声。怒ってる......

「ひぃぃっ!すっすいませんでしたっ!だ、誰かっ !たったっ助けてくれ〜!」


「あぁ〜あ。逃げちゃった。もう少し可愛がってあげようと思ったのに。クスッ」

「ん?快罹!?なんで ここに?てか蒼のお気に入りって何!?」

「詩乃ちゃん大丈夫?え、なんでここにいるかって?見回りだよ。そしたら詩乃ちゃん見つけて!良かったよ。無事で」

「無事だけどっ!また見回りかいっ! それより、私は蒼のお気に入りじゃない!あの逃げたやつに勘違いされたよ!誤解 解かないと〜」

「こんな時にツッコミなんて やっぱり詩乃ちゃんおもしろいね。ん?詩乃ちゃんは蒼のお気に入りだよ?あぁー、黒乱が言った事は絶対だから残念ながら誤解は解けないね〜」

「なんでーー!これからの私の日常に支障がでる〜」
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