100のpage【story詩集】
花火


あなたと行った花火大会






電車を乗り継いで


一つ離れた街から見た






人がいっぱいで


はぐれそうなあたしに




「ほらー」って


あなたが手を差し延べる






手を繋ぎ見ながら見た花火は


あたしの記憶にないの










あたし


ずぅっと






あなたの横顔見つめてたから・・・
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