*誰よりも愛おしい君へ*
第1章*始まりの恋
告白
恋愛なんて、興味無い。
恋愛なんて、くだらない。
恋愛なんて、必要無い。
そう思っていた。
あの日までは…。
私は藤野美香。
恋愛なんて、興味無いガリ勉女です。
といっても、県内トップの名門高、
山ヶ浦高校を受験したけど結果落ちた。
高校受験で失敗をし、確約を貰っていた第2希望のこの私立絢北高校に進学。
親との関係は受験に失敗した事により
悪化。
いつも口喧嘩の毎日。
しかし成績はいつも学年トップ。
1位をとって当たり前の家庭で
育てられてきた私は、彼氏はともかく
好きな人すら出来た事は無い。
というより、男子に興味が無い。
けど、オシャレには一応
気をつかっている。
誰にも甘えた事は無いし、そもそも
甘えられない。
他人からみたらきっとかわいそうな子
って思われても仕方が無いと自分でも思う。
でも、最近やたらと絡んでくる
男子がいる。
その人は中島涼介というらしい…。
正直言ってウザい。
毎日毎日、
「おはよー!今日も可愛いねっ!」
なーんて言ってくる。
まぁ、褒められて悪い気はしないが…。
そんな中島君を見て周りの中島ファンが
「キャーーーーー!」
「中島くぅーーん!」
「コッチ見てーーー!」
という黄色い悲鳴が…。
耳が痛い…。
あんな声どこから出るんだろう?
私は無視して歩き続ける。
スタスタ…
「えっ!?無視しないでよ!」
はぁ…。もう、無理だ。
「あなた毎日毎日しつこいですよ。
ウザいんで、もう構わないで下さい。」
「えっ…。ゴメン。」
ショック受けてるから当分は
来ないでしょう。
私はそのまま歩きだした。
「(ヒソヒソ)何あれ。藤野さん調子
のってる。マジムカつくんだけど。」
「(ヒソヒソ)中島君かわいそー。」
「(ヒソヒソ)本当あの態度ヤダ。」
聞こえてるし…。
あのタイプは苦手どころか嫌い。
関わりたくないから地味な学校生活を
過ごしてる。
きっと山ヶ浦高校に行ってたら
もっと楽しい生活が待っていたんだろうな…。
「…か!美香!」
あれ?いつの間にボーッとしてたんだろ?
「美香どうしたの?大丈夫?
ボーッとしてたけど…。」
この子は絢北高校で出来た親友の朱莉。
元気で運動神経抜群で可愛くて勉強
も出来るいわゆる、完璧な子。
成績は2番目でライバルでもある。
「あー…。何か色々考えちゃった。」
「そっかぁ。あ!また涼介君に追いかけまわされてたね!」
その話か…。
「あの人にガツンと言ってきたよ。
もう、構うなって。」
「えぇ!?何で!?あんなにカッコいい
男子そうそういないよ?贅沢だなー。」
どこがカッコいいんだ!!
「そんな事言われても
嫌いなもんは嫌いだし…。」
「えーっ。じゃあ、
私が貰っちゃおうかなー?」
「あんたにはイケメンの先輩彼氏がいるでしょ!」
「そうだったね笑″」
まったく…。本当、イケメンには
目がないんだから。
「おーい!藤野ー!
中島が呼んでるぞー!」
は…?中島?何で?
「あらー?美香に告白でも
するんじゃなーい?」
何バカな事言ってんのよ…。
「そんなわけ無いでしょ!私なんかが
モテるわけ無いし!」
「え?美香めっちゃ可愛いよ?
自覚しなよ!」
「無い無い。ありえない。」
「そう。まぁ、OKしてきなよ?」
絶対嫌だ。
「えーっ。NOにする。」
そう言ってドアに向った。
「あ、来てくれたんだ。じゃあ、
ちょっとコッチに来てくれる?」
え、どこ行くの?
恋愛なんて、くだらない。
恋愛なんて、必要無い。
そう思っていた。
あの日までは…。
私は藤野美香。
恋愛なんて、興味無いガリ勉女です。
といっても、県内トップの名門高、
山ヶ浦高校を受験したけど結果落ちた。
高校受験で失敗をし、確約を貰っていた第2希望のこの私立絢北高校に進学。
親との関係は受験に失敗した事により
悪化。
いつも口喧嘩の毎日。
しかし成績はいつも学年トップ。
1位をとって当たり前の家庭で
育てられてきた私は、彼氏はともかく
好きな人すら出来た事は無い。
というより、男子に興味が無い。
けど、オシャレには一応
気をつかっている。
誰にも甘えた事は無いし、そもそも
甘えられない。
他人からみたらきっとかわいそうな子
って思われても仕方が無いと自分でも思う。
でも、最近やたらと絡んでくる
男子がいる。
その人は中島涼介というらしい…。
正直言ってウザい。
毎日毎日、
「おはよー!今日も可愛いねっ!」
なーんて言ってくる。
まぁ、褒められて悪い気はしないが…。
そんな中島君を見て周りの中島ファンが
「キャーーーーー!」
「中島くぅーーん!」
「コッチ見てーーー!」
という黄色い悲鳴が…。
耳が痛い…。
あんな声どこから出るんだろう?
私は無視して歩き続ける。
スタスタ…
「えっ!?無視しないでよ!」
はぁ…。もう、無理だ。
「あなた毎日毎日しつこいですよ。
ウザいんで、もう構わないで下さい。」
「えっ…。ゴメン。」
ショック受けてるから当分は
来ないでしょう。
私はそのまま歩きだした。
「(ヒソヒソ)何あれ。藤野さん調子
のってる。マジムカつくんだけど。」
「(ヒソヒソ)中島君かわいそー。」
「(ヒソヒソ)本当あの態度ヤダ。」
聞こえてるし…。
あのタイプは苦手どころか嫌い。
関わりたくないから地味な学校生活を
過ごしてる。
きっと山ヶ浦高校に行ってたら
もっと楽しい生活が待っていたんだろうな…。
「…か!美香!」
あれ?いつの間にボーッとしてたんだろ?
「美香どうしたの?大丈夫?
ボーッとしてたけど…。」
この子は絢北高校で出来た親友の朱莉。
元気で運動神経抜群で可愛くて勉強
も出来るいわゆる、完璧な子。
成績は2番目でライバルでもある。
「あー…。何か色々考えちゃった。」
「そっかぁ。あ!また涼介君に追いかけまわされてたね!」
その話か…。
「あの人にガツンと言ってきたよ。
もう、構うなって。」
「えぇ!?何で!?あんなにカッコいい
男子そうそういないよ?贅沢だなー。」
どこがカッコいいんだ!!
「そんな事言われても
嫌いなもんは嫌いだし…。」
「えーっ。じゃあ、
私が貰っちゃおうかなー?」
「あんたにはイケメンの先輩彼氏がいるでしょ!」
「そうだったね笑″」
まったく…。本当、イケメンには
目がないんだから。
「おーい!藤野ー!
中島が呼んでるぞー!」
は…?中島?何で?
「あらー?美香に告白でも
するんじゃなーい?」
何バカな事言ってんのよ…。
「そんなわけ無いでしょ!私なんかが
モテるわけ無いし!」
「え?美香めっちゃ可愛いよ?
自覚しなよ!」
「無い無い。ありえない。」
「そう。まぁ、OKしてきなよ?」
絶対嫌だ。
「えーっ。NOにする。」
そう言ってドアに向った。
「あ、来てくれたんだ。じゃあ、
ちょっとコッチに来てくれる?」
え、どこ行くの?