蜜を求めし蝶たちよ。
「げっ。松下…」


「ん?美人で可愛い先生の名前を呼び捨てで呼ぶとはどういうことかな?お仕置きを受けたいと?」



どす黒いスマイルで平然と言ってのけた俺らの担任、松下良子。


20代後半で、若くて綺麗な先生だが、鬼畜のような英語の授業を行う、ノリのいい先生だ。



「良ちゃん先生♡って呼んだら見過ごしてやったのに…松下は、正直トイレ掃除1週間だわ」


松下が呆れながら言った。
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