冷たい旦那が甘々になりました♡


「でも、要笑ってた。」

「それは、あいつにどんな奥さんなの?って聞かれて蘭とのプリクラ見せたら『何この子!めちゃくちゃ可愛い♥』って言われて嬉しかったんだよ!」

そう言う要の顔は真っ赤だった。めったに見れない可愛い要に嬉しくて私は抱きついた。そしたら、要はもっと強く抱きしめてくれた。

「ごめんね。訳も分からず別れよって言って……。」

「俺もごめん。蘭に理由聞かれたときに言えばよかった…。」

「でも、言ってたら誕生日プレゼントの、ことバレちゃってたもんね…。ありがとう…指輪を買うために遅くまで仕事してくれて。」

「ん。別に…。でも、俺もちゃんと蘭と接すればよかったんだよな。蘭が俺のこと何とも思ってないと思ってた。だから、好きなのは俺だけかよっておもって冷たくなった。………マジでごめん。」

「ばっかじゃないの?私、要のこと大好きだし!世界1好きだし!要しか好きじゃないし!」

私は要の胸を弱く叩きながら言う。
< 14 / 19 >

この作品をシェア

pagetop