冷たい旦那が甘々になりました♡
決断
そして夜の11時。
要、遅いなぁ…。
――――――ガチャ。
「あっ、おかえり!」
「はっ?…なんでいるの。」
何よ……私はここに居ちゃいけないの?
妻が夫の帰りを起きて待ってちゃいけないの?
「話があるの……。」
「………。」
リビングの椅子に座ってコーヒーを飲んでる要に私は言った。
「あのさ……。もう、別れない?」
「はっ?」
「もう、疲れたの。結婚したばっかのときは一緒にご飯たべたり、お風呂に入ったりしてたのに……今ではそんなこと無いのが当たり前になっちゃったじゃん。私が話しかけても返事は適当。そんなのもう、やだよ……。私のこと嫌いならもう、別れようよ。」
こんな時でも、無口で顔色1つ変えない要。
何を思ってるのかなんて全く分かんない。