冷たい旦那が甘々になりました♡
走って走って、近くの公園まで行きベンチに座った。
「もぉ、…っな、んなの…っッ。」
なんで、理由が言えないの?なんで、ごめんって言ってくれないの?
止まらない涙と漏れる嗚咽が深夜の静かな空間にとても響く。
時計は11時半を示していた。
結局要は私を迎えになんてこない。
私を要が探しに来てくれるかもってちょっとでも期待した私が馬鹿だった………。
と、思っていたときだった。
「なあなあ、ねぇーちゃん暇〜?笑」
「俺達といいことして遊ばない?」
金髪とスキンヘッドがニヤニヤしながら私のまえに立つ。正直、キモイ…。
「暇じゃないんで…お断りします。」
「そんなこと言うなよ〜。ねぇーちゃん可愛いし遊んでやるよ。」
「ほら、来いよ!」
私は金髪に腕をつかまれる。
「っ…!やめてよ!やめて!」