未完成
『我の道をーーー。汝に-ず。このーのーーを捨て-の場ーーれ。』
彼女が言葉?を発した瞬間に、周りの空気がドンッと波打ったかのように見えた。
彼女が使ったのは魔法なのか?少年は考えたがしかし、
彼女の言葉は小さすぎて僕には理解できなかった。
しかし、僕たちの国の言葉では無いことははっきりとわかった。
なぜなら、
僕は知らないこんなにも美しい音を…。
小鳥の囀りのような、音の一つ一つが繋がってまるで短いが歌のようだった。