それでも君が好き
――ずーっと前のお話――


「そーらくんっ!あーそーぼっ♪」


そらくんが大好きだった私は、保育園のみんなで遊ぶ時間はたいていそらくんと遊んでた。

そらくんは私とたくさん遊んでくれた。

「いーいーよー!」

「やったー!そらくん大好きぃー♡」

小さい頃からとても元気な性格だった私。今思えばそらくんにすごく好き好きって言ってた気がする。そらくんは結構静かな性格でとても可愛い男の子だった。

「えへへ....///。ぼくも大好きだよー!」

なんてやりとりをしてた記憶もある。


私がいた保育園は年長になると年下の子達がお昼寝するときに寝かしつける練習をする。

私は女の子のお布団に行ったけどその子の隣にはそらくん。女の子を寝かすよりもそらくんと寝てた記憶もある。

今思うとほんと恥ずかしかったな。でもすごく楽しかった。



2月14日のバレタイン。


そらくんにお菓子をあげた。

すごく喜んでくれた。

そしたらホワイトデーにマシュマロくれたんだ。すごく覚えてる。

すごく大事にして食べた。



そして私は保育園を卒園してそらくんとはさようなら。

それからはそらくんと会っていないんだ。


今はどこにいるんだろう。

もし再開できたら私はまたそらくんに恋をするのかな。

そんな私の大事な大事な初恋。
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