忘れられない位に好きな人
プロローグ
あなたに出会ったあの日、冗談みたいだけどほんとに世界が変わったんだよ。

わたしの鳥かごみたいに狭かった世界が急に開かれて深くて暗い宇宙に独りで堕ちていったみたいだった。

息も出来ずにもがく私を照らす唯一の光

お星様みたいな存在があなただったのかなあって

こんな風に言ったらきっとまたわたしのこと小馬鹿にして笑うんだろうね。

いっそ笑ってほしい。
あなたとならどこまで堕ちても怖くなかったの。

あなたとなら私、生きてるんだなって思えたんだよ。
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