不良の君に愛を


「一ノ瀬さん〜中へどうぞ」


呼ばれて診察台へ上がる。


冷んやりするジェルを塗られ、機会を当てる。


映ったのは、小さな私の赤ちゃんだった。


「うーん。今は3ヶ月ってところだね!でも、もう少ししたら4ヶ月になるし下ろすなら死亡届けを出してもらう事になるよ」


赤ちゃん…殺すの?
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