俺は一途である。①

そんなくだらない会話でも充実している。



夏休みも毎日のようにある、塾やサッカー

を完璧にこなし、休む暇もない忙しい

日々を送っている。



ただ篠崎の顔が見られないのが唯一の悔

い。彼女はバレーボール部だが、夏休みの

練習時間はサッカー部と全く違っていたの

で、篠崎とは会えなかった。言葉にできな

い悲しさが胸に秘められていた。
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