赤い扉(ホラー)
「向井さん、大丈夫ですよ、僕がいますから」
ここぞとばかりに、安田が前にしゃしゃり出る。
ソラはそんな安田を無視し、スカートのポケットからタバコとライターを取り出す。
それを見た国方が「おや、そんな不味いもの吸うと成長しないよ?」といやらしい目つきでソラの体を見る。
「うるさい!」
振り返り、怒鳴ると同時にソラの拳が国方の顔面にヒットする。
「うっ……」
一言そううなり、国方はその場に倒れ込んでしまった。
「うそ、私そんなに力入れてないのに」
自分で殴っておいて、ビックリしているソラ。
安田は唖然としてソラと伸びている国方を交互に見つめたのだった。
ここぞとばかりに、安田が前にしゃしゃり出る。
ソラはそんな安田を無視し、スカートのポケットからタバコとライターを取り出す。
それを見た国方が「おや、そんな不味いもの吸うと成長しないよ?」といやらしい目つきでソラの体を見る。
「うるさい!」
振り返り、怒鳴ると同時にソラの拳が国方の顔面にヒットする。
「うっ……」
一言そううなり、国方はその場に倒れ込んでしまった。
「うそ、私そんなに力入れてないのに」
自分で殴っておいて、ビックリしているソラ。
安田は唖然としてソラと伸びている国方を交互に見つめたのだった。