赤い扉(ホラー)
「なに?」
「そうよ……。ずっと何かがひっかっかってた! 何だろうって思ってずっとずっと悩んでたのよ!」
いきなり叫び、りえの肩を痛いくらいに掴むソラ。
「おい、なんだってんだよ!」
国方がそれを引き離す。
「子供よ! 気づかない? あの子供、りえにそっくりだったんだわ! 少ししか見なかったけど、でも思った、まるで双子みたいだって」
ソラの言葉に、りえは目を見開く。
「うそ……」
「ウソじゃないわ。見て御覧なさいよ!」
ソラは、安田のノートをりえの前に突き出す。
「そうよ……。ずっと何かがひっかっかってた! 何だろうって思ってずっとずっと悩んでたのよ!」
いきなり叫び、りえの肩を痛いくらいに掴むソラ。
「おい、なんだってんだよ!」
国方がそれを引き離す。
「子供よ! 気づかない? あの子供、りえにそっくりだったんだわ! 少ししか見なかったけど、でも思った、まるで双子みたいだって」
ソラの言葉に、りえは目を見開く。
「うそ……」
「ウソじゃないわ。見て御覧なさいよ!」
ソラは、安田のノートをりえの前に突き出す。