赤い扉(ホラー)
「え?」
まるで、何が? と聞くように振り向き、気持ち悪そうに顔をゆがめる国方に驚く。
「気分悪いの?」
「あぁ……。っていうか、ここの雰囲気がな……。りえちゃんは平気?」
「私は平気……。何だか懐かしい感じがするの」
そう言った後で、たしか夢の中でも懐かしいと感じていたと思い出す。
けれど、りえはこんな所に来た事はない。
もし、この町を知っていれば駅に着いた時点で思い出しているハズだ。
「みんなここを歩き回って一体どこに行ったんだろうな」
まるで、何が? と聞くように振り向き、気持ち悪そうに顔をゆがめる国方に驚く。
「気分悪いの?」
「あぁ……。っていうか、ここの雰囲気がな……。りえちゃんは平気?」
「私は平気……。何だか懐かしい感じがするの」
そう言った後で、たしか夢の中でも懐かしいと感じていたと思い出す。
けれど、りえはこんな所に来た事はない。
もし、この町を知っていれば駅に着いた時点で思い出しているハズだ。
「みんなここを歩き回って一体どこに行ったんだろうな」