赤い扉(ホラー)
いいながら、メガネを直す。


サヤカも首を振って「それが、私も記憶がないんだよ」


「そうですか……。地下室のことも?」


「地下室?」


首を傾げるサヤカ。


自分が教室から机や椅子を運び出し。


安田を引っ張り込んだことなど覚えていないのだ。


「とにかく、行ってみましょう」


そう言い、安田はサヤカを無理矢理引っ張って地下室へと向かった。
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