赤い扉(ホラー)
りえは眉をよせたまま国方を見ている。
「それより! 昨日面白いもの地下室で見つけたんだけど」
話題を変えるように、突然国方が言い出した。
「面白いもの?」
ソラが聞き返す。
「あぁ、地下室って教室がいくらかあるだろ? その中の一つが開いてたんだ」
「開いてたって、資料室じゃないの?」
りえが昨日のことを思い出す。
たしか、自分が来る前に国方があの部屋に入っていた。
「資料室はいつだって開いてるわよ、私も何度かタバコ吸いに入ったし」
ソラが横からそう言い、りえと安田は目を見開く。まさか、タバコを吸っているとは知らなかった。
「あぁ、資料室じゃなくて、地下に下りて二番目の左側の教室。あそこも鍵が開いてたんだ」
「それより! 昨日面白いもの地下室で見つけたんだけど」
話題を変えるように、突然国方が言い出した。
「面白いもの?」
ソラが聞き返す。
「あぁ、地下室って教室がいくらかあるだろ? その中の一つが開いてたんだ」
「開いてたって、資料室じゃないの?」
りえが昨日のことを思い出す。
たしか、自分が来る前に国方があの部屋に入っていた。
「資料室はいつだって開いてるわよ、私も何度かタバコ吸いに入ったし」
ソラが横からそう言い、りえと安田は目を見開く。まさか、タバコを吸っているとは知らなかった。
「あぁ、資料室じゃなくて、地下に下りて二番目の左側の教室。あそこも鍵が開いてたんだ」