私だけを好きになって


チンピラたちが逃げて行く


「蒼真っ」

「ありがとう」

「蒼真が助けてくれるって信じてた」

夏菜は子供のように蒼真の胸のなかで泣きじゃくった

蒼真はただ優しく背中を撫で続けた
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