142センチの恋

「遅せーよっ」




待ち合わせの場所にはもうすでに直矢がいた





「ごっごめんなさーいっ」




「ま、いいよ、ちょっとだけだし許してやるよ」




白い歯を見せてニッと笑った顔に私はときめいた



…や、やられた








直矢、今日の服もかっこいいなぁ



そのジーンズ似合ってるよ、悔しいくらい








それに比べて私ってどうなの?



直矢はどー思ってるかな?





変…じゃないかな








それとも気にしてない?





< 110 / 181 >

この作品をシェア

pagetop