142センチの恋
『さやかぁーっ…』


家に帰ってすぐ泣きながら電話をかけた







『あたしはうまくいくと思ったんだけどなぁ…』


『…そう?』


『毎日メールだか電話だかって連絡とってたし、てっきり裕太の方も好きなんだと思ってた』


『でも友達として見てたって…』


『まだふられたワケじゃないんだしさ、返事待とうよ。
 ねっ?』




紗弥加の優しい言葉が私の涙腺を更にゆるませる






紗弥加に何かあったとき私に絶対に話してね



どんなことでも

私は全力を尽くして力になるから





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