142センチの恋

ミルクティー



「あっ、紗弥加?」




「ごめん麻衣―っ

 今友達と遊んでて電話無理だからっ

 今日の夜また電話してくれるっ?」




ごめんね、そう言い残されて電話が切れた





虚しい機械音が私の空いた心の隙間に響いた














私の足は立ち止まるどころか





周りも見ず、






気づくと車道に飛び出していた



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