142センチの恋


「え……?」









ついさきほどまでに迫ってきた車は目の前を通り過ぎていった














耳元で荒い息づかいが聞こえた




「…危ないだろっ!!」





「…藤岡?」




「お前もうちょっとで車にひかれるとこだったんだぞ!」








お前は死ぬ気か、と叱う




でもしっかりと私の手を握ってる



























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