142センチの恋
「つかお前ら両思いだったのに

 気づいてなかったろ?」



「…?なんで知ってるの?亮ちゃんから聞いてたとか?」



「いや…

 って何お前驚かないの?」



「昨日ずっと好きだったってぶっちゃけたの。

 そしたら亮ちゃんもそうだったって言われたから…」



「お―おめでとう!」



「だ、だからって付き合うわけじゃないよ?

 好きだっていうのは過去形なの。

 お互いね」



「中学ん時告っときゃ良かったのに

 もったいねぇなぁ…

 亮介も麻衣も見ててバレバレだったのにな 笑」



「…え!?

 ちょっと、それ早く言ってよっ!!」




「ごめんごめんっ」












< 93 / 181 >

この作品をシェア

pagetop