142センチの恋
「あ、そだ
これ見て」
取り出したのは小さな手紙
「それね、梨花からなの。
下駄箱ん中入っててさ、びっくりしちゃった」
書いてあったのはたった一言
"色々ごめん”
私甘いよね
こんな手紙たった一通で
ほんの少しだけ許してあげられるんだもん
だってさ、私
梨花のこと友達としては大好きだったから
好きになったら一直線で
恋愛に対する積極的な行動は憧れでもあったの
いつか友達に戻れる日が来るよね?
私はそう信じています