BLOOD

次の日あたしはいつも通り学校に行った。
でも教室に着くと何かが違かった。みんながあたしを見ているような気がした。あたしはあまり気にしなかった。
「あれ?麻奈美は?」
と思ったら麻奈美はクラスのリーダー的存在の仔(ゆみ)と話していた。
「珍しいな」と思った。


授業中も何かコソコソ話していた。
「悪口だったら他で言えよ」と思った。
でもあたしはあまりそういうのを気にするタイプじゃない。


授業が終わるとゆみに
「放課後残って」
と言われた。
< 4 / 7 >

この作品をシェア

pagetop