BLOOD

イジメ

次の日あたしは少し不安ながらも学校へ行った。

下駄箱につき、上履きを取ろうとすると上履きが無かった。

『あれ?誰かに取られたのかな』
あたしは多分ゆみ達がやったんだと思った。

『はぁよくあるイジメかぁまぁすぐ終わるでしょ』

そんな軽い気持ちでいた。
仕方なく、事務室に上履きを借りにいった。

教室にはゆみ達は居なかった。
幸いにも机やいすに被害はなかった。
学校に居る間はずっと無視されていた。
『無視くらいならいいや。』

帰る時も1人だったが、1人はキライでは無かったので気にはしなかった。
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