BLOOD
『明日学校に行ったらゆみ達と話してみよう』
そんな事を思いながら眠りについた。でもその思いは届くはずもなかった。
次の日学校に行くとゆみ達が私を囲んだ。
「何?邪魔だからどいてくれない?」
「い、や、だ」
何よ。この態度!
「ちょっとついて来て〜」
ゆみはあたしの腕を掴んだ。
「はっ!?いやよ!離して!」
パチンッ……
私はいきなり過ぎて思わず手を叩いてしまった。
「お前……ふざけんな!」
ドゴッ…
鈍い音が響く。
「うっ…いったぁ…」
お腹を殴られたみたいだ。
「反抗するからいけないんだよ?☆」
そう言い残しゆみ達は去って行った。
放課後にもこれより酷い暴力行為が繰り返された。