Ray






「 あっ、流れ星! 願い事! 」


「 えっ 」


私がそう考えてると瑛ちゃんは空に向かってパンっと両手を合わせた。


「 遅いよ、ここ! ずっと空見てるって言ってたじゃんー 」


「 ちょっと目離しただけなのに…… 」


ちぇ……願い事したかったなぁ……


「 瑛ちゃん、なんか願い事した? 」


「 おう! もちろん! 」


「 なんて? 」





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