Ray





______……



「 ……こ 」


私の名前を呼ぶ声が聞こえる。
けど首が痛くて顔があげられない。


「 ……ここ 」


この声は瑛ちゃん? それともー……


「 ……ここ! 」


「 ……ん 」


そしてやっと私は顔をあげた。


「 ……瑛ちゃん 」


すると目の前には心配そうな瑛ちゃんの顔。


「 こんな所で寝てなにやってたんだよ! 心配したんだぞ! 」


そして顔を掴まれて怒鳴られた。





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