木こりの娘はプリンセス？
トントン、ドアをたたいてドアを開ける。

『ねぇ、ルイス　私ルイスに嫌われるような事したかなぁ？』

「なんで？」

『だって、ヒック・・・
なんか急に冷たくしたり、避けられたりしてる感じがして、なんか・・・』

「避けたりしてないよ。ただ、しばらく会わなかったうちにサラが大人っぽくなったから、どう接したら良いか、わからなかっただけ。」

ルイスはそう言うと、私を抱きしめて、背中をさする様にして、泣いている私をなだめる。

『ヒック、じゃぁ・・・嫌いじゃない？』

「嫌いじゃない!!サラの事嫌いになんて絶対にならない。」

『ほんと？』

「ほんとだよ、もう泣かないで・・・
そうだ今夜は外にご飯を食べに行かない？機嫌直してよ。」


ルイスは私が泣き止むまで抱きしめてくれていて、私が泣き止むと手を引っ張って私を外に連れて行く。


私は、ルイスの事が好き。


こんな事思っちゃいけないのに、私はルイスの事を愛してしまった。


私はずるいんだ、ルイスの側から離れたくなくて、
妹と言う今の現状に甘えながら、もっと側にいたいと願ってしまう。

ルイスの優しさに触れながら、他の人にもこんな事をするんだ。

そう思うと黒い感情が私の中に芽生えてしまう。

いつかルイスに本当に好きな人が現れた時私はどうなってしまうんだろうか。


今は、今だけはそんな事を考えないでいたい。そう思ってしまう自分がずるくて嫌い。
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