木こりの娘はプリンセス?
クレアにアンナの部屋まで案内してもらって部屋にたどり着くと

トントン

『アンナ~良い物買ってきたよ!!一緒に食べよう?』

するとカチャ・・・

ドアが開いて「美味しい物?」って聞いてくる。

美味しいよぉ。って私とクレアが言うとアンナは、どうぞっていって部屋の中に入れてくれる。


クレアは買ってきたガラスのコップをキッチンで軽く洗うと、飲み物を注いで持ってきてくれた。


私は『さぁ、召し上がれ!!』と言う。

「えぇ!?良い匂いだけどなんていう食べ物?」

アンナはそう言いながらパクっっと一口で食べる。

「う~ん、おいしいじゃん!!」

「おいしい?」ってクレアは恐る恐る聞く。

『それはねぇ、タコ焼きって言うんだよ。』

「タコ焼き?へぇ~」

「アンナ、本当に美味しい?」

おいしいよ!!そう言うと二つ目も一口で食べる。

「タコって、海に住んでるやつだよ!?」

「がぁ~!?何?タコ?呪われる!!」

そんな風にアンナをよそに私はパクッとタコ焼きをたべる。

『こんなに美味しいんだもん!!呪われたってさぁ、平気じゃない?』

「3人一緒に呪われるなら怖くないかな?」

クレアがそんな風に言って一口食べる。

「うん、おいしい!!」クレアはもう一口食べる。


フフッ・・・アハハハハッ!!


私たちは大笑いしながらタコ焼きデビューをした。
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