どん底人生に愛をあげよう


離れた原因なんて覚えてない。


でも絶対に忘れない。


だって大好きだもん。


「紗江〜飲み過ぎ!」


風美姉ちゃんが私に注意する。

今は飲んでなんもかんも忘れたい。


酔っ払った私は姉ちゃんに…。


「ねぇ〜姉ちゃん…いっ時姉ちゃんの家に住みたい…」


この頃、友達と思ってた人達に裏切られた。


でも、また友達に戻る。


結局は都合のいい奴なんだよね。


「…怜と雫と夏梨となんかあったん?」


姉ちゃんが心配そうに聞いてくる。
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