どん底人生に愛をあげよう
ママには、この時彼氏が居た。
私も龍も慕って居たし気にいって居た。
パパとは音信不通になり、生きてるのか死んでるのかもわかんない。
でも、忘れない。
ママの彼氏、本城 猛。
本当に優しくて、毎週日曜日と連休、祝日はお出掛けしていた。
それが楽しみでもあった。
この日の夜、ママと些細な事で喧嘩になり家出した。
男友達の九条 直哉。
いわゆるセフレ。
そこにいっとき居た。
珍しく男は出来ないし、もちろんタダじゃない。
だから、好きでもないけど、体を重ねる。