私立モヤシ学園
「じゃあ、今から下校時間まで自由行動にします…蜜よ!」


そう言い残し、蜜先生はモヤシテストを脇に抱えながら、
教室を出て行った


残された生徒達は、なんか複雑な表情を浮かべている


授業がなくて喜ぶ人や、
授業がしたい優等生や、
蜜先生が居なくなってへこんでいるサンタロウ君や……


俺の背中をコンパスで狙うじゅりさん、

モヤシ男という小説をまた読みだす奈木野さん……


下校時間まで…俺はどうしよう…
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