私立モヤシ学園
「ダメだ…遠い世界にいってるみたいだよ…」


緑川さんの顔は、どんどん紅潮し、頬が赤くなっていく…


「緑川さん!」


千姫さんも緑川さんに歩み寄り、
肩を掴み何度も揺らしてみるが……


『モヤモヤ~ン……』


全く無反応のまま。


「え~い!!一か八か!!」


俺は、体を起こして緑川さんの耳元である言葉を呟いた
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