私立モヤシ学園
「とりあえず、俺達は見なかった事にして…早く教室に戻ろう!」


他の4人に言ってみたけど、


「あっ、なんかバレたみたいだよ…」


両方の鼻の穴にティッシュを詰めて、
サンタロウ君はフェンスの方を指差した

その差された指の方向をゆっくり、
ゆっ~く~り俺は首を動かし見た


「アナタ達!そこで何してんの!!」


俺達は慌てて、古びた扉に顔をスポッと隠したが、
時すでに遅し…


小さな女の子に見つかってしまった。
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