私立モヤシ学園
気を取り直して…
屋上に気まずい空気が漂う。


「すみません、俺達…ひやかしとかじゃないんです…」


皆の目を見て、俺に合わすように
合図を送った。


それに応えるように、皆はウンと2回程頷く


「じゃあ、何しに屋上に来たの?」


愛らしい小さな瞳をめいいっぱい広げ、俺達、一人一人の顔を見ながら尋ねてきた


何しに来たの?って言われても困るな…

サンタロウ君に行こうって言われただけだし、、、
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